この記事では、以下のことについて解説していきます。
- ビジネスマネジャー検定とビジネス実務法務検定の違い
なお、ビジネスマネジャー検定の試験内容については以下の記事で詳しくまとめていますのであわせてご覧ください。
ビジネスマネジャー検定とビジネス実務法務検定の違いは?
ビジネスマネジャー検定とビジネス実務法務検定の違いはどのようなものがあるのでしょうか。
1つずつ解説していきます。
試験の特徴
まずはそれぞれの試験の特徴について解説していきます。
ビジネスマネジャー検定の試験の特徴
ビジネスマネジャー検定の特徴は以下の通りです。
- マネジャーとしての役割を果たすビジネスの専門家へ、基盤作りの支援を目指し、「全てのマネジャーが習得すべき基本的な知識」を効果的に学ぶチャンスを提供している
- 級の設定はない
- ibt, cbtいずれかの方式で受験ができる
ビジネス実務法務検定の試験の特徴
ビジネス実務法務検定の特徴は以下の通りです。
- あらゆる業種に通用する法律知識を正しく学ぶことを目的としている
- 1~3級まで設定されている
- 2~3級はibt, cbtいずれかの方式で受験ができるが、1級はcbt方式のみ
なお、ibtとcbtの違いについては以下記事を参考にしてください。
試験の難易度
それぞれの試験の難易度はどれくらい違うのでしょうか。
X (旧Twitter)の反応もあわせてそれぞれ確認していきます。
ビジネスマネジャー検定の難易度
2015年の第1回試験以降しばらくは4割~7割と合格率にバラつきがありましたが、近年は4割程度で落ち着いていました。
しかし、直近の第17回では合格率が約3割弱にまで下がっています。
現時点では、ビジネスマネジャー検定の難易度はそこまで高くはありません。
しかし、今後、難易度がさらに上がっていく可能性もありますので、受験を検討している人は早めに受けておいた方がいいでしょう。
X(旧Twitter)では以下のような声が多く見受けられました。
- 試験中は手ごたえを感じていたが合格ラインぎりぎり(70点)だった
- 応用問題が多く、難しかった
ビジネスマネジャー検定の難易度については以下の記事も参考にしてください。
ビジネス実務法務検定の難易度
ビジネス実務法務検定試験には3級、2級、1級があり、それぞれ受験対象者と難易度が異なっています。
対象
3級:社会人全般および学生。
2級:社会人全般および学生。特に、管理職とその候補の方におすすめ。
1級:法務部門に所属する方および責任者。
レベル
3級:ビジネスパーソンとして最低限の法律実務知識を有し、それに基づく的確な判断で具体的な問題点を発見できる能力。
2級:弁護士など、法律の専門家への相談を一任できるレベル。質・量ともに高いレベルで法律実務の知識を有していると評価されます。
1級:あらゆるビジネスに通用する法律実務知識を備え、幅広い視点から正確かつ高度な判断と対応ができると評価されます。
合格率
合格率は以下の通りとなっています。
2022年度は3級が8割以上、2級も5割以上の合格率がありましたが、2023年は合格率が大きく下がっています。
また、1級の合格率はわずか8.9%と、かなり難易度が高いことがわかります。
X(旧Twitter)では以下のような声が多く見受けられました。
- 2級は思ったよりも簡単に合格できた
- 平均勉強期間は2~3か月
上記のことから、ビジネスマネジャー検定とビジネス実務法務検定2級は大体同じレベルの難易度であると言えそうです。
どちらもビジネスの実務において必要となる知識の習得が目指せるため、並行して勉強するのもいいでしょう。
並行して勉強する時間を確保するのが難しい、という方はまずビジネスマネジャー検定の取得を目指すのがおすすめです。
ビジネスマネジャー検定は、マネジャーとしての役割を果たすビジネスの専門家へ、基盤作りの支援を目指し、「全てのマネジャーが習得すべき基本的な知識」を効果的に学ぶチャンスを提供しています。
まずは基本を固め、そこから法務問題など、より専門的な知識を身に着けていくのがいいでしょう。
ビジネスマネジャー検定とビジネス実務法務検定の違いを知った上で自分のキャリアに合ったものを受験しよう
今回はビジネスマネジャー検定とビジネス実務法務検定の違いについて解説しました。
どちらを受験した方がいいかは、あなた自身の目指すキャリアによって異なります。
違いを知った上で、自分に合っているものを選んで学習・受験するようにしましょう。
悩んでいる方は、ビジネス実務における基礎固めができるビジネスマネジャー検定から受験するのがおすすめです。
勉強方法やおすすめのテキストは以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
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